nonbeyberryのコーヒーブレイク

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出産体験記〜硬膜外鎮痛分娩〜

先日、次女を出産しました。

長女の時は、自然分娩だったのですが、たまたま自宅の近くに硬膜外鎮痛分娩(いわゆる無痛分娩)専門の産婦人科があったので、二度目の出産は無痛分娩を選択しました。
 
一人目を自然分娩で産んでいたので、今度は違う方法も経験して、比べてみたいという想いもありました。
あの辛い陣痛に耐えなくていいなんて…最高じゃないか!と。
 
その結果はいかに…
 

①陣痛開始〜病院まで

予定日の2日前、夜中12時ぐらいから、なんかちょっとお腹いたいかも…という感じで陣痛が始まった。

 

私の場合、一人目の時もそうだったけど、初めは下痢の時のような痛み。

なので、普通にお腹が痛いだけなのか、陣痛なのか、まだこの時点ではわからず、しばらくベッドで横になりながら痛みが治まるのを待つことに。

 

1時間ぐらいしても痛みは治まらず、陣痛の可能性が高くなってくる。

 

やばい、まだ入院時に提出する書類書いてない。荷物もまだ途中までしか準備できてない。

(早くやっとけよ、予定日2日前だぞ)

 

急いで荷物やら書類やらを準備。

 

3時過ぎ、痛みは弱いが15分間隔ぐらいになってきたので、病院に電話して行くべきか相談。

来て下さいと言われたので、自分でタクシーを呼んで荷物を持って出発。

 

この時、上の子供が起きてしまい、自分も行く〜!!と大泣き…パパは暴れる子供に蹴られて痛いとかほざいてた。

陣痛に比べたらそんなもん痛いうちに入るか!!と心の中で叫びつつ、パパに子供を頼んで家を出る。

泣きながら「行ってらっしゃい」という子供の姿に、うっかりもらい泣き…お姉ちゃん頑張れ!!

 

そして一人で病院へ

 

②病院到着〜麻酔開始

病院に着きベッドで待機。

先生が朝にならないと来ないので、それまで麻酔なしで痛みに耐えなければならなかった。

といっても、まだまだ全然余裕の痛み。

一睡もせずに朝を迎える。

 

午前7時頃、先生が来た。

やった〜麻酔だ〜!!と思って喜んでいたら、なんと、別の妊婦さんの帝王切開のオペがあり、それが終わってからになるとのこと。

 

がーん。。。

 

まだまだ我慢できる痛みだけど、痛いのは痛い。早くこの痛みから解放されたい。

 

そして、ようやく麻酔へ。

まず、麻酔薬を注入するための管を背中に入れるのだが、それがなぜか痛い。

痛い痛いと訴えると、どうやら失敗していたらしくやり直し。おいおい、頼むよ〜先生〜

2回目は無事に成功し、ようやく麻酔薬注入。

 

③麻酔導入後〜出産

麻酔が徐々に効いてくるが、完全に痛みはなくならなかった。

お腹の痛みはなくなったが、尾てい骨をぐいぐい押されるような痛みが残っていた。

やっぱり完全に無痛にはならないのか…と思っていたら、その後陣痛の進行に合わせて麻酔薬を追加してもらっているうちに、完全に痛みがなくなった。

 

すごい…無痛分娩すごすぎる…

 

有線放送のチャンネルを選び、懐かしの90年代J-POPを聞きながら過ごす余裕っぷり。

 

ちなみにここまでずっと一人。

時々、旦那にメールして状況報告。

 

10時頃、旦那と子供が到着。入院する個室で待機してもらい、私はうつらうつら寝ながら陣痛の進行を待った。

 

12時前、もうそろそろ産まれそうだということで、旦那と子供に分娩室へ入ってもらった。

いよいよ産まれるというのに、本当に全く痛くない。

嘘でしょ?本当に産まれるの?と思いながら、先生に「次の陣痛来たらいきんで!」と言われ、一人目の時の感覚を思い出しながらいきんだ。

数回いきんで、先生がお腹を強く押すと、赤ちゃんが出てきた。産まれた。

あまりにあっけなくてびっくりしていたけど、赤ちゃんがお腹の上に乗った瞬間、何とも言えない感動で自然に涙が溢れた。上の子が涙を拭いてくれた。本当に幸せな瞬間だった。

 

出産を終えて…

正直、無痛分娩といえども多少は痛いんでしょ?と疑っていましたが、最後は本当に無痛だったのには驚いたし、とても楽なお産でした。

そして、一番嬉しかったのは、赤ちゃんに会えた瞬間に感動の涙が溢れたこと。

自然分娩の一人目の時は、正直なところ、感動よりも、陣痛がやっと終わったという安堵感と疲労感の方が大きかったんです。

また、痛みで叫んだりすることもなかったので安心して上の子供(2歳)にも立ち会えってもらえました。

 

麻酔のリスクはありますが、もし3人目を産むことがあったら、また硬膜外鎮痛分娩で出産しようと思います。

 

無痛分娩にして本当によかったです!!

もっと専門の病院が増えることを願います。